ウエンツ瑛士さんがロンドン留学から帰国し、2020年4月からテレビ復帰を果たしています。
ウエンツさんが留学に行っていた期間は2018年10月〜2020年3月までです。
当時超売れっ子で、お仕事を全て辞めてまでウエンツさんが留学を決めた理由は何だったのでしょうか。
今回はウエンツ瑛士さんが留学にした本当の理由についてまとめました。
また、わずか1年半で帰国した理由についてもご紹介したいと思います。
目次
ウエンツ瑛士が留学していた本当の理由は?
ウエンツ瑛士のロンドン留学はいつから?きっかけは?
ウエンツさんは2015年の30歳を過ぎた頃から留学をしたいと考えていました。
ウエンツさんが留学を発表したのは2018年9月、33歳のときです。
レギュラー出演していた『火曜サプライズ』にて、留学と1年半の芸能活動休止を発表しました。
留学期間は2018年10月末からで、元々2020年4月頃の帰国を決めていたとのこと。
ウエンツ瑛士さんは留学中、人生で一番幸せだと語っていましたが、目的意識があったからこそ、有意義な留学となったのでしょうね。
ウエンツさんは留学前はお仕事が順調そうに見えただけあって、世間では「なぜ留学するの?」「何かやらかした?」という憶測が飛び交っていました。
中には「左遷目的での留学?」とも言われていたほどです。
ただ、ウエンツさんの場合は数多くのレギュラー番組を持ち活躍されていましたし、なぜ留学したいのかという理由もテレビで公言していました。

そのため、世間で噂されていたような複雑な事情ではなさそうです。
何より、ウエンツさん自身が留学して幸せと語っていますからね。
そして、帰国後すぐに冠番組を持っていることもその証でしょう。
ウエンツさんはドイツ系アメリカ人の父と英語がペラペラの日本人の母を持つハーフですが、実は英語を話せないというキャラでした。
単に語学留学という目的であれば、少々今更感がありますよね。
ウエンツさんご本人が語っていた本当の留学の理由・目的は一体何なのでしょうか。
ウエンツ瑛士が自ら留学理由を告白
2018年9月、留学する前のウエンツさんは『火曜サプライズ』にて以下のように心境を告白していました。
- 私は10月からロンドンに留学することにしました。
- 9月末を持って日本での活動を一度全て休止して、10月からロンドンにいって舞台の勉強をしていきたいと思います
- 3年前に、自分がいつかイギリスのロンドンで舞台に立ちたいという夢を持ち始めて、日本にいながらその夢に近づくための方法なり努力をこの数年重ねてきたのですが、日に日にイギリスに行って勉強したい気持ちが強くなりました
- たとえ誰かに迷惑をかけても、達成したい夢であると自分の中で確認できましたし、それ以上の恩返しをするという覚悟ができましたので、今回留学する決断をしました
ウエンツさんの留学の理由は語学留学ではなく、「舞台の勉強をしたい」というものでした。
ウエンツさんはミュージカル文化が盛んなイギリス・ロンドンのウエストエンドという場所に留学を決めたそうです。
この場所では日本でもよく知られている「レ・ミゼラブル」や「キャッツ」「オペラ座の怪人」などのミュージカルも上演されています。
ウエンツさんは過去に舞台での演技経験を積んでいたことから、この地に興味を抱いたのでしょう。
日本ではバラエティのイメージが強かったですが、実は大河ドラマや映画への出演経験もあります。
以下、ウエンツさんの出演作品です。
- 2002年『利家とまつ』森蘭丸役
- 2007年『ゲゲゲの鬼太郎』鬼太郎役
- 2008年『のだめカンタービレ』フランク・ラントワーヌ 役
- 2009年『雨の夏、三十人のジュリエットが還ってきた』北村次郎 役
- 2012年『謎解きはディナーのあとで』風祭警部 役
- 2014年『天才執事ジーヴス』バーティ・ウースター 役
- 2015年『スコット&ゼルダ』スコット・フィッツジェラルド役
- 2017年『紳士のための愛と殺人の手引き』モンティ役
これ以外にも10歳の頃には、劇団四季の『美女と野獣』に半年間出演したこともありました。
これまでの経験を踏まえて考えると、ミュージカル本場のイギリス・ロンドンで経験を積みたいというウエンツさんの気持ちに嘘はないように思えますね。
かつて小池徹平さんと組んでいたユニット『Wat』が解散したのは2016年12月のことです。

その後、留学したのが2018年10月のことです。
「3年前からロンドン行きを夢見ていた」ということは、Wat解散はお互いにやりたいことを叶えるための前向きな決断だったのかもしれません。
不仲説も囁かれたこともありましたが、少し見方が変わったのではないでしょうか。
ウエンツの留学理由に事務所から反対された?
ウエンツさんのロンドン留学は当初は事務所の反対があり、一筋縄ではなかったと言われています。
Watのブレイクも後押しした所属事務所の周防社長は、ウエンツさんの留学の決意に大激怒だったと報じられていました。
「所属事務所のエヴァーグリーン・エンタテイメントは、活動休止に反対しており、何度もウエンツと話し合いを重ねてきたそうですが、本人の意思は固いようで、なかば強行突破するような形で、発表に至るといいます。同事務所では、昨年3月に、山本裕典が契約解除されており、本当であれば、またしても主力のタレントが公の場から去ることになります」(芸能プロ関係者)
出典:https://news.nifty.com
芸能界のドンとも言われる周防社長の怒りを買って、留学を強行したことで帰国後の日本での活動に支障があるのでは?という噂もあったようです。
しかし、ウエンツさんは帰国後すぐにテレビ復帰を果たしています。
結局のところは円満にウエンツさんは留学に至ったのかもしれません。
もしくは、ウエンツさんの留学先での頑張りが事務所から認められたのでしょうか。
ひとまず、現在もウエンツさんは同じ事務所に所属しているため、大きなトラブルにはなっていないと思われます。
ウエンツ瑛士の本当の帰国理由とは?留学目的は果たせた?
ウエンツ瑛士の本当の帰国理由は自分のためではない?
ウエンツさんは2020年3月10日に日本に帰国しました。
留学のため約1年半もの間、日本離れていたことになります。
帰国後かつてのような活躍が見られるのか心配になる方も多かったのではないでしょうか。
ウエンツさんは留学前に必ず戻って仕事をすると決めていたそうです。
ウエンツさんの帰国理由には、熱い思いが込められていました。
「同じ思いを持つ若手に対して海外で勉強して帰国しても仕事を取り戻せる、活躍できることを見せたい」
同じ思いを持つ若手の背中を押したいという気持ちがあったようですね。

実際、ウエンツさんは帰国と同日に初仕事で『ニッポン視察団!』への出演を果たしました。
なんとウエンツさんは羽田空港からスタジオに直行し、収録に臨んだようです。
2020年4月からは、『火曜サプライズ』にも復帰しましたし、新番組『タイムトラベラー』でMCを務めるなど、テレビに引っ張りだこです。
舞台の勉強をするための留学ではありましたが、今後もバラエティには継続して出演されていくようですね。
イギリスの舞台で勉強した経験を活かして、日本でも舞台にも挑戦されるのではないでしょうか。
ウエンツさんの幅広い活躍が楽しみですね。
ウエンツは留学目的は果たせた?
ウエンツさんは2019年12月放送の『火曜サプライズ2時間SP』に留学先のロンドンで1年3ヶ月ぶりに出演しました。
ヒロミさんに対して、「絶対に言えるのは34年間で一番最高の1年半」と語っていました。
火曜サプライズ見ててウエンツさんの言葉聴いてめっちゃ涙出てきた😢
圭人くんも留学っていう道を選んで本当に良かっただろうなぁって。圭人くんも最高の2年だったって思って帰ってきてくれたそれ以上に嬉しいことはないよ😭#HeySayJUMP #岡本圭人 pic.twitter.com/BPjY49ofJB— ひとみ (@CaWBLIyW8lgitkg) 2020年3月12日
ウエンツさんの表情から本当に有意義な留学だったことが伺えますね。
実際、ご本人が「レッスン場に通ったり、着々と階段は一歩ずつ上がってるんですよ」と語っていましたからね。
番組ではアポなしのロケだったにも関わらず、流暢な英語を披露していました。
大変です!ウエンツさんペラペラです!!#火曜サプライズ pic.twitter.com/zjFJj7kh8D
— 暫定。 (@dk_ukiha) 2020年3月10日
留学前に英語をほとんど喋ることが出来なかったことを考えると本当に努力されたのだと思います。
また当初の留学目的だった「舞台の勉強」についても目標を達成できた様子でした。
実はこの放送前の2019年の11月には、ロンドンの小劇場で、自ら舞台をプロデュースしていたようです。
自力で脚本家や俳優にオファーし、2人芝居を制作・上演したと言います。
ほぼ自主制作とはいえ、憧れのロンドンの舞台に立つことが出来たんですね。
英語の勉強はもちろん、たった1年強で芝居のプロデュースまでできるようになったというのは、相当な努力が伺えます。

ウエンツさんは、英語すらまともに話せなかった時のことをある取材で以下のように語っていました。
ロンドンの劇場街で知られるウェストエンドの舞台に立つ夢を追うため、昨年10月から英国に留学しています。10年ほど前にテレビ番組の撮影で初めてきて、「将来ここに来るな」という予感があったことが大きいんです。
それに上皇后美智子さまが公務を離れたら読みたい本として挙げた「ジーヴス」とか、何度か英国原作の作品を演じた経験があったのも影響していますね。
これは何度も聞かれることなのですが、留学直前は単語を覚えるぐらいの勉強程度で、本当に英語ができなかったので、ロンドンでは演劇のレッスンに通うかたわら、語学学校にも通いました。ですが、初日に間違って同名の別の学校に行ってしまうほどで。
なんとか入学したものの、振り分けられたのは5段階の下から2番目のクラス。3カ月ほどはまともに会話もできなくて、まして英国の冬は日が短くて毎日太陽を浴びられなかったこともあって、一時はうつのようになってしまった。
出典:Asahi.com(2019.12.31)
語学学校と演劇のレッスンの両立させていたということで、ウエンツさんの熱い思いが感じられますね。
英語の勉強をする傍らワークショップへ参加したり、ボイストレーナーの先生を捕まえてレッスンを受けたりと本当に大忙しだったようです。
ウエンツのイギリス帰国でコロナの影響は?

日本よりもコロナウイルスの感染拡大がかなり進んでいるイギリスから帰国したウエンツさん。
ウエンツさんが日本に帰国した2020年3月初旬は、イギリスでの感染者数は約100名ほどでした。
2020年4月8日時点の英国内における新型コロナウイルス感染者数は60,733人にまで上っています。
3月は4月よりも感染者数は少なかったとは言え、このタイミングの帰国に心配の声が上がっていたのも事実です。
世間ではコロナウイルスの潜伏期間は2週間〜長くて3週間ほどと言われています。
ウエンツ瑛士さんは現在コロナウイルスが発症している様子はありません。
しかし、ウイルスを持っているが発症していない、いわゆる“無症状感染”の可能性もあります。

ウエンツさんは帰国の際、コロナウイルス検査(PCR検査)は受けていません。
ウエンツさんは無症状だったため、特に実施されなかったものと思われます。
PCR検査を受け付けられる数にも限りがありますからね。
「イギリスからの日本への入国者が14日間指定場所で待機しなければならない」というのも、3月21日以降の話です。
ウエンツさんが帰国したのは2020年3月10日ですので、この対象外です。
ただ、ウエンツさんは帰国当日に『ニッポン視察団!』の収録に直行しているというのが気がかりですよね。

万が一ウイルスを保有していた場合、番組の共演者は濃厚接触者となります。
爆笑問題の太田さんや田中さん、テレ朝井澤アナなどと当日共演していますが、約1ヶ月経っても今のところは誰も感染の報道はありません。
状況から判断すると、ウイルス感染に関しては大丈夫だったのでしょうか?
ウエンツさんは既に多くの番組に出演されているので、帰国があと少し遅ければ感染が拡大し、悲惨な事態になっていた可能性もあります。
3月初旬はまだ感染者数が少なく、規制も現在より緩かった時期ですので、その時期に帰国出来たのは幸いだったでしょうか。
ひとまず、今のところは皆さん無事なようなので、今後も感染の報道が出ないことを願うばかりです。
ウエンツ帰国前にヒロミがマジ説教?松本人志もブチギレ?

忙しすぎるあまり、ウエンツさんは留学前にお世話になった人に連絡を全くしていなかったようです。
そのため、ヒロミさんはウエンツさんに対して以下のように説教したと言います。
- 松本人志や中居正広など留学前から世話になった人に「連絡1本しなさい。そういうのをちゃんとしなさい」
- それをしてから日本に戻って来なさい
- お前たち世代はそういうのが足りないんだ
実際、松本さんは2019年の夏にイギリスを訪れた際、「今イギリスにいるから連絡してきて」とウエンツさんにメールを送ったそうです。
しかし、本人から連絡が来ることは一度も無かったようで、腹を立てていました。
その後、ウエンツさんからメールが来たのが4月15日の朝の9時50分頃でした。
この日は『ワイドナショー』の放送でしたが、松本さんは「メール来たのが、10分ぐらい前です」と暴露して笑いを誘っていました。
「本番ギリギリ。さっき楽屋で急にメールが来た。『日本に帰って来ました』って。もうとっくに帰って来てるんですね!」と驚きを隠せない様子でした。
ただ、これだけウエンツさんがいじられるのもウエンツさんの人柄故でしょう。
実際、ヒロミさんや松本さん以外にも、古市憲寿さんや大竹しのぶさんもウエンツさんに会いに行っていました。
何だかんだで日本を離れてからも沢山の人に応援されていたのが伝わってきます。
これからは日本のバラエティ番組への出演が増えることは間違いないでしょう。
ウエンツさんと他の芸能人の方々との絡みが楽しみですね。
ウエンツ瑛士さんの今後のご活躍を願っています。